子育て

子育ての事

2023年2月28日

今回は、子育てについてお話していこうかと思います。

私には、長女、長男、次男の3人の子供がいます。

長女はしっかりものでいつも明るく我が家のムードメーカー。

長男は優しく気が小さく、集団生活が少し苦手。

次男は、さすが末っ子って感じの甘えん坊で、ナルシスト。

そんな個性豊かな3人をいろんな事情があり2年前から1人で育てています。これまでに私が経験したこと、悩みをお伝えすることで、今子育てに行き詰ってる方々のヒントになればなあって思います。

るぅママ

まずは長女のこと。

 長女はしっかりしていて、いつも明るく我が家のムードメーカ―的存在です。保育園でも小学校でも担任の先生からは、「いつもみんなをまとめてくれます。」「男の子も女の子も分け隔てなく声をかけていて、クラスの中心的存在です。」って言ってもらっていました。また、家では弟たちのお世話をしてくれるし、学校での出来事など話してくれるし、ほとんど涙は見せない子だったので、少し勉強は苦手だけど、長女のことで悩むことはほとんどありませんでした。

 ですが、小学校卒業まであと2か月を切ったあたりから、体調不良を訴えるようになり学校を休みがちに。そして、卒業式の1か月前からは完全不登校になってしまいました。長女に学校へ行かない理由をきいても、「言いたくない。」「別に何もない。」と話をしようとはせず、休んでる間に、自宅の一部屋を自分で模様替えして自分の部屋にしてしまい、完全にではありませんが、部屋に引きこもる時間が長くなっていきました。そして、笑顔を見せることも減っていったように思います。 

 家族が大好きだった長女にとって、父親と離れて暮らすことへの不満も募り、私に心配をかけまいとして明るく振る舞うことでストレスが溜まっていったのかもしれません。このころの私は、病床数180床の病院ので看護部をまとめるお仕事をしていたため職場でのストレスも多く、子供たちに十分に目を向けることができていなかったんだと思います。

 長女に何かあったのか聞いても話してはくれないため、無理に話を聞きだすことはやめ、仕事が休みの日には娘を外へ連れ出し買い物をしたり、映画をみたり、時間を共有することを心がけていきました。

 お互い無言ってこともありましたが、それでもめげずにそばにいるようにしました。そうやっていつものように過ごしていたある日、娘からLINEが届きました。保育園や小学校での出来事について書かれており、「お友達から言われる些細な言葉に傷ついていた」と書かれていました。「気にしないように聞き流し忘れたことにしていても、心は少しずつ傷ついていった」と。「お父さんやお母さんから悪口なんか気にするなと言われてたから、そうしようと思って頑張ってきたけど無理だった。」とも書いてありました。

 また、お父さん、お母さん、弟2人の5人で暮らしたかったのに、もうそれも出来ないと私を責めるような内容のことも書かれていました。直接は話せないからLINEで伝えてくれたみたいです。私は、長女の気持ちに気づいてあげれなかったことを謝罪し、父親と離婚することになった経緯など正直に全て話しました。実は、自分の気持ちを表現することが苦手で溜め込んでしまう子だったんだと気づかされました。

 その日をきっかけに少しずつではありますが、過去のことを話してくれます。長女がそういう話をしてくれる時は、長女との時間を優先し過去の自分たちと向き合い、長女の気持ちを受け止めるようにしています。

まだまだ、学校への登校は思うようにはいきませんが、自分の部屋に引きこもることは減りましたし、私や弟2人と4人で笑って過ごす時間も増えています。これからも長女のペースで進んでいってくれれば良いと今では思っています。

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